1章 始まりは突然に…

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クロス「ちょ、ちょっと待てよ!何で今更、学園なんかに行かないといけないんだよ!?」 リザ「まずは国王の手紙を読みなさい。意見は後で聞くから」 このまま反論しても埒があかないと思った俺は、仕方なく手紙を読むことにした だが内容は… 『やぁ、〔漆黒の覇王〕のクロス・フォート・グレイス君、君はクロフォード学園を卒業していないんだってね。世界最強が学園不卒業だと、国民や学生達に示しが付かないからさ、ちゃんと行ってね♪ P.S たまには会いに来てよ~!!(娘や妻も会いたがってたよ♪)』 背筋を凍らせる位、気味悪いものだった クロス「あの糞ジジイ!今すぐ行って文句言ってやる!!」 だが俺の発した言動も、 リザ「あ、それもう承諾しちゃったから。序に明日から学園lifeよ♪」 このようにスルーされてしまう クロス「……理不尽だ!(……話くらい聞いてくれたって良いじゃないか!?)」 俺は発言を無視されたのに対して項垂れていると リザ「まぁ、貴方には色んな事をさせてあげられなかったから、せめて学園には行かせてあげたかったのよ」 リザが目をウルウルさせながら見てくる ずるいよね 女性の上目使いって… そんなことされて断れる奴居ると思うのかな?
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