ブロッコリー姫

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◎宇野side 私、宇野実彩子 高校1年生 今日は入学式 着慣れない制服に袖を通す 宇「よしっ。」 靴を履いて、いよいよ出発! ―ガチャッ ドアを開けると 一人の男が立っていた。 日「おはよ。迎えに来ましたよ、姫!」 朝からバカなことを言う奴。 幼馴染のだっちゃんだ。 宇「ごめんなさい、王子。 さ、行きましょうか。」 日「待ってください。 行く前に、誓いのキスを―」 顔を近づけてくるバカ。 宇「やめんか、ボケ」 私は顔をパッとそむけた。 いつも変なコントが始まる。笑 日「ちぇっ。」
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