去年、一番
5/7
読書設定
目次
前へ
/
7ページ
次へ
冗談だろ。 そう思ったのにそれは冗談にはならない。 今年の夏、偶然、流れた天気予報のコーナーでそれを知った時の自分の動揺を思い出して、 「………そうだな」 俺は自分がまだ、あの去年一番寒いと感じた夜の闇から抜け出せていない事を知る。 彼女が呟いた、白く籠もった俺の名前が頭の奥でくすぶっている。
/
7ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!