プロローグ

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プロローグ

今年に入り高校二年生に進級した。 一年の時から仲の良かった友達も一緒のクラスになり、二人で喜んだ。 勉強や運動は可もなく不可もなく、特別何かが秀でているわけでもなく、何かが駄目なわけでもない。 兎に角周りの私への認識は普通。(所謂モブというやつ) 私はつい最近見つけた学校付近の裏路地にある古本屋へ立ち寄ろうと放課後に思いついた。 古本屋に向けて歩いているこの時の私は、とてつもなく面倒臭い事に巻き込まれる事になるとは思っていなかった。
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