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だんだんと目が覚めてきて 汗でびしょびしょの体が気持ち悪い。 「まだ時間もあるし、シャワー浴びよっかな」 ベッドから降り、ふらふらしながら洗面所へと歩く。 「頭かゆい」 あ、みんな汚いとか思ったでしょ?? ちゃんと洗ったんだからね!?← 何気なく頭に手を置くと ふにっ 変な感触がした。 「ん??」 恐る恐る触ってみると 毛が生えている。 ふにふにして柔らかい。 どう考えても猫の耳の形だった。 いやいや、あるわけないでしょw 「まだ寝ぼけてんのかな」 洗面所に着き鏡の前に立った。 目の前の鏡にはしっかりと猫耳が写る。 あれ?? 俺の頭だよね。 触ってみるとやっぱり毛が生えていて柔らかい。 ひっぱってみても抜けない。 夢かな?? 頬をつねってみると、とても痛い。 夢じゃない?? ........ 「うにゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ここからが俺、相田那智の非日常の始まりだった。
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