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ハジマリノショウ
20年前、世界に二つの神の勢力が日々争いを繰り広げていた。
ひとつは破壊と混沌を司る神「ザギ」の率いる闇の勢力
もうひとつは創造と調和を司る神「ノア」の率いる光の勢力
これらの戦いは次第に人間をも巻き込んでいった。
ザギは悪しき人間に闇の力を、ノアは清き人間に光の力を与え、争いはより激しさを増していった。
やがて人間は互いに疲弊し、死者の数は甚大なものになった。
神同士の争いに巻き込んで人間たちを苦しめたことを悔やんだノアは自らの命を引き換えにザギを
封印し、この先封印が解かれないように清き人間たちに光を託した。
光は空にはじけ、いくつかの大きな大陸に墜ちた。
そこから人間の新たな文明が拓かれ、世界のバランスが保たれていった。
だが、闇も完全に消えたわけではない。幸せの裏には必ず不幸が付きまとう。
光の裏に影という闇があるように・・・。
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