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「それにしてもその女の子なんであんな森の中にいたんだろうな」
「う~ん…」
それは確かに気になる
「ま、主任に頼めば何とかなるだろ」
「そうだな、あの人ならもう知ってるだろ」
主任は時々予知能力を持ってるのかというほど情報を握ってることがある。
そして案の定今回のことも内情を把握してた
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「というわけで今日からうちに配属になる、谷本結花(たにもとゆいか)だ。風の大陸からはるばる来てくれた。
みんなもすぐ馴れるように。」
主任は少女が目覚めて開口一番そう告げた。
主任にはもう少し脈絡というものを持ってほしい。
「よろしくお願いします!未熟者ですのでご指導お願いします!」
そんなこと思っていると谷本さんはクラスのみんなに挨拶した。
人当たりもよくとても可愛らしいセミロングの黒髪をポニーテールにした女の子だった
「お~!!めっちゃ可愛いじゃねぇ~か!!なあこんど俺とお茶しない?」
「おいおい誰がそんな不細工といくかよ。俺と一緒に楽しいことしない?」
「黙れナルシがっ!!僕は君を満足させる自信しかないよ?」
クラスの奴らが次々と野次をとばす。
なんでだろう…僕がこのクラスの一員であることに凄い嫌悪感を覚えた。
確かにクラスに女子が少ないからといってここまで騒ぐのか…?
「あ~静まれお前ら。それで谷本のユニットだが…
ユニットとはクラス内で2~5人で編成される小隊で戦闘の際複数で協力体制が取れるようにしたシステムだ。
…。谷本は相原のユニットに入ってくれ」
「「「「ギラッ!!!」」」」
その瞬間僕にはクラス中(男子のみ)からとてつもない殺気が…そんな中
「あっあの!よろしくお願いします!!」
谷本さんは可愛らしい仕草で挨拶してきた。
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