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山崎「副長ぉ~、江戸周辺探したら~、なんか凄い障気が溜まってる場所を発見しましたぁ。」
土方「あぁ。……それで?一緒に行ったはずの朱雀達は?」
山崎「あ~……その内来ると思います~。なんか、用があるだかなんだか…って、任務終わってから、別行動してました~」
土方「そうか…ご苦労だったな、山崎。休んでいいぞ。」
山崎「ホントですかぁ~?わ~い、寝よ~。じゃあ、失礼します~」
山崎はそう言うと、「よいしょ~」といいながら、床板を外し、そのなかへと、消えた。
その間、皆はさすがに慣れてしまっているので、無表情だったが、長州組は、「凄いな…」「へぇ、」と感心した様子。
土方は、眉間に皴を寄せながら、考え込んでいた。
そんなとき、
ダダダダダダダダ
スパン!
朱雀「土方ッッ!」
ズルッ
朱雀が、いきなり入ってきた為、土方はバランスを崩し、転けた。
土方「~ッ、朱雀ッッ!!!!お前は、総司かッッ?!少しは静かにしやがれッッ!!!!」
土方が、そう朱雀を怒鳴り付けるも、聞いていないようだ。
朱雀「そうじゃなくて、大変なんだよッッ!また、“あやかし”が暴れてるッッ!!!!」
全員「「「「何(ィッッ・だとッッ)?!!」」」」
朱雀の言葉を聞いた瞬間、全員立ち上がった。
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