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夢斗「綾香……部活は?」
綾香「……え~?……今日は行かない……。」
夢斗「だ~め~だ~!!(`ロ´;)今日こそは、来ないとだめだ!!」
綾香「え~?図書室で、新撰組の本みる……」
夢斗「お前、ほんと本好きだな……じゃなくて!!お前がいないと、部員がやる気出さないんだよ!!」
夢斗は、ついにキレた。
綾香「ん~……じゃあ、図書室行ってから行くわ!!」
夢斗「ほんと、マジで来いよ!!お前がウチの部のキャプテンで、しかも日本一なんたからよ……」
綾香「え~?そうだっけ?あーあ……強い人いないかな~…新撰組の人たちみたいに……。」
綾香は、そう言いながら図書室に向かうため、教室を出た。
夢斗「アイツ……自分がすごいことわかってんのか?」
夢斗は、呆れながら言った。
綾香は、中学から高校まで剣を習っており、毎年全国大会に出場し、日本一に輝いている。
そんな彼女曰く、「は?こんなの、いらん…。」とか言うし、「優勝賞品は、お菓子ですか?」とか、まったくの、興味のなさ。
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