【Revoiution編 第0章】

7/49

1人が本棚に入れています
本棚に追加
/49ページ
幻想的な世界を誰もが夢見るが、大抵はそんなものは存在しないと割りきってしまうのが事実。 実際問題、現実の世界じゃ天使だの悪魔だのといったものは神話や小説の中に出てくるもので、実際はいないと思っているのが現状だ。 否定はしないが、それはもう一つの世界を認識することができないからであって、存在しないわけではない。 そのうちの1つがこの現実世界とついになって存在している幻想の世界【畢竟幻夢】 この世界はかつてあらゆる世界を渡り歩いて、知識と実力をもった一人の人間が創った世界。 この世界は正直言って結構いろんなものが入り交じってる。 科学技術もあれば、魔術技術もある。 その他にも竜騎士がいるのにたいして、戦車部隊がいたりと色々と可笑しな所が多い。 そしてそれは日常世界においてもそうで、魔法魔術を教えてながら銃火器の訓練もある。 基本的にこの世界に住んでいる住人はほとんどが過去に世界に拒絶されたり、ある必然何から何まですべて奪われたりした過去を持つもの達で全体の半分を占めている。  そして残りの大半はこの世界に移住してきた色んな世界を渡り歩くことの出来る者達が大半を占めている。    この世界は輪廻転生の輪から外れているため、半永久的に死ぬことはないが、その代わりにこの世界で生き続ける限り、ありとあらゆる身の危険と一つのルールがある。その二つに常に気をつけなくてはならない。    そして【畢竟幻夢】では、それぞれ自分のタイプに応じてその熟練度を表すレベルが設定されている。 どういったしくみなのは世界を管理している【世界国会】と呼ばれる超巨大組織によって管理されているため、細かいことは分からない。  しかし、熟練度を表すレベルは本人の総ステータスによって決まる。しかしRPGとは明らかに根本的に全てが違う。
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加