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八乙女家
光「ただいまー………はぁ、はぁっ、
あのさっ……………友達が倒れたから医者呼んで!!俺の部屋に連れてくから来たら俺の部屋に通して!!」
執事「は、はい!ただいまっ!!」
医者「風邪ですね…。少し疲労も見られます。ゆっくり休ましてあげて下さい」
医者はそう言うと優しい顔で笑って帰って行った。
光「はい。ありがとうございました!!」
数時間後
宏「んー………ここ何処?」
光「あ、薮さん!起きた?ここは俺の部屋だよ?
薮さんいきなり倒れたからびっくりしたー。」
宏「ごめん。
運んでくれたのも八乙女なの…………?」
光「うん」
宏「ごめん…………」
光「何で?」
宏だって、俺重いのに運んで、看病までしてくれて………」
光「いいよ。てか全然重く無いし!!かるいよ?ちゃんとメシ食ってんのか?」
宏「食べてるよ!」
光「じゃあ、喋れるようになった所でお食事ターイム♪お粥たべて?」
宏「いらない…」
光「だめ!食べないと元気になれないよ?
ほら、食べさせてあげるから…」
宏「ん…………あつっ!!(涙目)」
光「あぁっ!!ごめん!!(てか、涙目だし…可愛い…)」
ふぅう、ふぅう、
光「これで食べれる?はい、あーん(^O^)」
宏「うん………(うわ、ハズイ…///」
ぱくっ、
宏「あ、美味しい!」
光「だろ!?俺が作ったんだよ?」
宏「本当に?すごいね!」
ぱくぱく…………
光「はい、完食。頑張って食べました(^^)」
わしゃ、わしゃ、わしゃ、
そう言って八乙女は俺の頭をぐちゃぐちゃに撫でまわした。
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