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正「ほう。首からですか。それは豪胆な剣ですな。下手人は捕まったので?」
道場で師範代を勤める正五郎も、その豪剣に思わず食いついてしまった。
師範代を勤める正五郎も、真剣での立ち会いは今まで十数回行っているがその全てが鍛錬であった為本当の意味での命のやり取りは行なった事がなかった。
吉「全くです。この泰平の世で、刀を使った殺しなんてあってほしくないのですがね。なんにせよ、怖い話です。」
それから、正五郎と吉蔵は四谷の一件を半刻ほど話し込んでしまった。
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