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高校は日本で一番と呼ばれる学校に当たり前のように合格した。
高校生活は一番有意義だったと思う。
日本最高峰の進学校。
クラスメイトのほとんどが私と同じ考えで高校時代を過ごしていたように思う。
学校の方針で、学校行事は全くといっていいほどなく、それに文句を言う人もいず、それぞれが名門大学を目指してひたすら勉強をしていた。
常に教室内は静まり返っていたが、それが逆に心地が良かった。
窓から入る風がとても気持ちがいいことに気付いたのは、もう卒業間近のことだった。
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