1人が本棚に入れています
本棚に追加
トントン拍子に日本で一番の東京大学に合格した。
そこで初めて友達ができた。
彼女の名前は香山理美(カヤマリミ)。
おしゃれで、可愛くて、女の私でさえときめいてしまいそうな子だった。
私は東京大学に入りながら勉強なんてだいっきらいと笑顔で語る理美が大好きだった。
どうして私と友達になってくれたのか問うと、
「わからない。でも、いつも無表情で授業受けてるだけの美鶴に声をかけてみたくなったの。」
と言っていた。
理美のおかげで私は友達と過ごすという楽しさや大切さに気付かされた。
どんどん笑顔も自然に出るようになった。
社交的な理美のお蔭で友達も増えた。
理美のお蔭で変わっていく自分に気付き、改めて理美感謝した。
でも…
理美はフレネミーだった。
最初のコメントを投稿しよう!