美鶴

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「天木さん、これ接待で使用した領収書なんだけど。」 「どちらの取引先とですか?何名ですか?」 「○○株式会社の専務1人だけど…」 「お一人の接待でこの金額ですか? 予算だいぶオーバーしてますね。 それに○○株式会社の専務は3日前も接待として予算越えた領収書提出してましたよね? 今回は認められません。」 「………。」 こんな会話、日常茶飯事だ。 社員にとってはさぞ煙たい存在だろう。 そんな時彼に出会ったのだ。
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