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玄関を開けたら、魔王が三輪車におもちゃのバケツとシャベル、おもちゃの剣をカゴに入れた
三輪車で、ノロノロ、走ってた
走ってたと言っても、歩いても、すぐに追いつく程だ
俺
「おい、魔王」
魔王はびっくりして背筋をﾋﾞｸﾝと伸ばし
三輪車を一生懸命に全力でこぎ始めた
スピードは少しは上がったものの
全然、歩いて追いついてしまう程だ
さて、皆さん、想像して欲しい
銀髪幼女が一生懸命、必死に三輪車をこいでるが
ノロノロしていて、歩いた方が早い
スピードなのに必死にこいでる姿を
萌えね？
そう、お察しの通り
魔王とは目の前の自転車を必死にこいでる可愛い幼女であり
我が愛しの………娘だ
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