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教室でぼんやり前で騒いでいる陽太を見る。
クラス1可愛いと謂れの高い 中井レミさんと楽しそうに話してる陽太。
何が恋愛が解らないんだか、めっちゃ鼻の下伸びてるっちゅーに!
「小野田さんって、原口の事好きなの?」
不意に声をかけられて、びっくりして見れば、隣の席の風間くんが、私をじっと見ていた。
「何?急に。」
「だって、原口見ては溜息ばっかりしてるし。」
「そぉ?違うよ」
「ふぅーん」
風間くんは、全く信じていない目をして言った。
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