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隣の席の風間くんは勉強が出来て、顔もいい。 ただし、あまり話をしないクールなヤツ。 今までモテすぎたからなのか、めんどくさいのか、近づくなオーラが満載で、周りに女の子が居るのを見たことがない。 「付き合ってる訳じゃなかったのか…」 さっきので、会話は終了したのかと思っていた。 机に肘をついて風間くんを見る。 「ただの幼なじみです。」 「あぁ、幼なじみ。 それで登下校が一緒なのか」 高校生にもなって、幼なじみだから一緒に学校行く何て、どうかと思うが、陽太とは、いつも一緒だったから、どっちかが嫌がるまではいいか…なんて思ってた。 私は、陽太が好きだったから、一緒に登下校は嬉しかったし。 「…まぁ、そんなトコ」
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