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「あ……やっと来た遅いよ
あゆ」
「ハァハァ…ごめんね
凛と春樹」
凛と春樹とは幼なじみで
同じ高校に通っています
いつも待ちあわせをして
学校に行っているのです
「本当にごめんね」
私は笑顔で言った
「たく…まぁ
あゆに笑顔で言われると
許さないなんて
言えなくなるよね?
春樹」
「そうだな
あゆの笑顔は
そういう力を持ってるよな」
「ありがとう
二人とも」
私達は学校へ歩き始めた
「今日から二年生だよ
私達」
「そうだね~」
と凛は言った
「あっという間だな」
と春樹は言った
「そういえば…
翔太くんは
高1になったんだよね?」
翔太くんとは
私達とは幼なじみで一つ年下で
凛の彼氏のことだ
「うん
翔太は違う高校言ったけどね」
「本当に仲いいよね
凛が中学一年生から付きあってるんだもんね」
「いいでしょ
あゆも彼氏作りなよ」
「え~」
「もしかして…
まだ広平くんのこと
待ってるの?」
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