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「あゆ~
早く早く」
「ちょっと歩くの速いよ
凛」
私達は学校に着き
クラス分けの紙を見た
「前は3人とも違うクラスだったからな
凛のやつは、あゆと同じクラスになれるの楽しみにしてるんだよ」
春樹は私に言った
「あ~
私も凛と一緒になりたいな
それに春樹とも一緒のクラスに
なりたい」
「……」
春樹は急に黙ってしまった
「春樹?」
「一緒のクラスになったよ~」
凛は言うと同時に
私に抱きついた
「え?本当?」
「うんうん
3人とも同じクラスだよ」
「ヤッター
ね?春樹」
「あ…うん」
「よし
私達のクラスに行こう」
凛はそう言い
私達は歩いて行った
私達は3人一緒になれたことに
喜んで
同じクラスの人の中に
懐かしい名前があったことに
気付くことが出来なかった……
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