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教室に行くと
座席が書いてある紙が貼ってあった
「3人とも
めっちゃ席近いじゃん」
私は桑原あゆで出席番号九番
篠田凛は十番
瀬野春樹は十五番
私と凛は前後で
私と春樹は隣になっていた
「すごいね」
「本当にすごいな」
二人ともびっくりしてる
「春休みの宿題
やってきた?」
と凛が言った
「やってきたよ
またやってないんでしょ?
凛のことだから」
「まあね
春樹は?」
「春樹はやってきてるに
決まってる
こうみえても真面目だもんね」
「あゆ
こうみえてもって言葉は
余計だ」
こんなこと話してる間に
先生が入ってきた
「おはよう」
「おはようございます」
「今日から
このクラスの担任になった
浜田だ
よろしく」
「あ~
浜田先生か…
またか……」
と凛は私に小さい声で
呟いた
「聞こえたぞ
篠田」
「え!」
どんだけ
地獄耳なの
「篠田は結構な問題児だからな
また俺がビシビシしごいてやるよ」
「え~
やだやだ」
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