第十話

2/11
前へ
/188ページ
次へ
「(さて……どうするかのう……)」 シルフィードの剣の構えはオーソドックスなものじゃが剣は魔武器でしかも大剣なのが問題なのじゃ。 「(はてさて一体どんな能力やら皆目見当がつかんのう……)」 シルフィードは風、雷、光の三属性持ちらしいからそのどれかに関係があるかもしれんが…… 「じゃあ……行くよ!」 ズダン!と言う音と共にシルフィードは恐ろしい速度で斬り掛かってきたのじゃ。 「ほう……中々に速いのう。」 妾はそれを紙一重で避け……た瞬間に刃から飛び出た風の刃に制服の袖がズタズタに引き裂かれたのじゃ。
/188ページ

最初のコメントを投稿しよう!

774人が本棚に入れています
本棚に追加