第十話

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「む……神滅剣『無風』。」 妾は風の刃が剣から発生しても対処出来る様に神滅を風を斬れるという能力にした剣に変え再び振るわれた時に発生した風を切り裂いた。 「あちゃ~~もう対処されたんだって……言うと思った?」 シルフィードが大剣を地面に振り下ろすと……雷を纏った衝撃波じゃと!? 「く!?」 妾は咄嗟に放電する衝撃波から横に転がって避ける、が…… 「まだまだ!」 今度は……剣が光を纏い普通なら剣の距離では無い所から斬撃が来たのじゃ。 成る程……読めたのじゃ。 「その剣は風、雷、光の三属性の魔力の内どれかを込めれば特定の能力を発揮するんじゃな?」 「ありゃもうバレちゃったか……」 なら対処のしようがあるのう。
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