第十話

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「エクスカリバー。」 「ああ、アルフォンス君に止めを刺した剣?(まさかあの光の斬撃?それとも第二王女様達を倒した時みたいに神速で移動するとかかな?)」 残念じゃな、そのどちらでも無い。 「刀身よ。消え、神速で伸びよ。」 次の瞬間エクスカリバーの刃は消え……シルフィードの頬を何かが擦ったのじゃ。 「…………はい?」 「妾が持っているエクスカリバーは元々は一本では無く様々な能力を持つエクスカリバーに別れていた。 それを妾は統合し一本の剣にしたまでじゃ。 まあ、副作用か全ての『エクスカリバー』と名の付いた剣の能力を使える様になったがのう……」 因みにさっき使った能力は転生者(笑)が持っていた『透明の聖剣(エクスカリバー・ランペイジ)』、『天閃の聖剣(エクスカリバー・ラピッドリィ)』、『擬態の聖剣(エクスカリバー・ミミック)』と言う剣の能力じゃ。
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