第十話

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「ふむ……『混合魔法』か。 ………だが甘い!!」 妾は右腕に転生者(笑)から奪い取った能力を憑依させ右腕を砲撃にさらした瞬間……魔法はガラスが割れる様な音と共に砕けたのじゃ。 「な……」 「ちょwwwあれ幻想殺しwww」 うむ……転生者(笑)の能力を使うのは久々じゃが……これ強すぎじゃろ。 全ての幻想(能力、魔法問わず)を殺す(無効にする)んじゃからな。 「っ………!」 「まあ……今度は妾の番じゃな!」 渾身の魔法を防がれ苦い顔をしとるシルフィードを尻目に妾は魔法の準備する。 妾は腐れ鈍感とバカンバラに落とされた王女(笑)とシルフィードが使っていた『ジャッジメント』系統の魔力構築をそのままにこの世界の基本属性『全て』で構成し詠唱を開始したのじゃ。
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