第十話

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「シルフィードさん、大丈……」 「………僕は君に『助けて』なんて一言も言ってない! 『エアロバレット』!!」 「へぶべら!?」 次の瞬間バカンバラはシルフィードが放った風の弾丸で向こう側まで吹っ飛んだのじゃ。 「はあ……さあ、決闘を続けようかの?」 「ううん、僕の魔力はさっきのエアロバレットですっからかんだし何よりファリアさんに肉弾戦で勝てる道なんて無いしね……降参だよ。」 「む……了承しよう。」 妾とシルフィードの決闘はシルフィードの降参という形で決着となった。
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