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「で、レイの事を好きなんじゃな?」
「………うん。///」
妾の問いにシルフィードは再び顔を赤くして頷く。
「でも……七大貴族の風の貴族の娘である僕と落ちこぼれの自分じゃ釣り合わないって考えたらしくてさ……高等部に入ってからは避けられてばっかだけどね。」
シルフィードが少しばかり寂しそうに言う。
「ならば呼び出して告白でもすれば良かったのでは無いか?」
「………………え?」
妾の言葉にシルフィードが固まったのじゃ。
「んむ?シルフィードよどうしたのじゃ?」
「……………」
ありゃ?固まったまま気絶しとる。
「普通は面と向かって告白すれば良いんじゃないかって提案すればそうなるだろ……」
アーヴェンス先生の言葉で妾は納得した。
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