第十一話

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「…………あたしは今この世界に全力で異議を唱えたい!」 「「いきなり何を言ってるの(言っておるんじゃ)!?!?」」 妾達は妾達の胸を見た瞬間血の涙を流しながらそういった美樹に突っ込みを入れたのじゃ。 「だって………だって……あんた達のスタイル恵まれ過ぎだよ~~~!!!」 ま、まあ確かに美樹の胸は限り無く絶壁に近いが…… 「で、でも肩こりとか大変だよ?」 「黙れ!肩こりすら無いあたしの身にもなれ!」 最早難癖に近いのう…… 「ほれほれ、今日は買い物に来たんじゃぞ? さっさとせねば日が暮れてしまうわ。」 「あっと、そうだね。さあ行こう。」 「ぐぐぐ……スタイルの重要性を一日中語りたい………!!」 面倒な事にならなければよいが………
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