第十二話

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「レインスよ、お主の義母のギルドはどんな感じなんじゃ?」 「見れば解りますよ……あ、あそこです。」 レインスが指を差した先には『水竜の導き』と書かれた看板があったのじゃ。 「………さっさと入ろ。」 「え、ちょっとミーシャ、どうしたの!?」 「ち、ちょっと待ってよ!」 そう言いながらハルファスはレイの袖を掴んで引っ張りウィンはそれを追って走り妾達もその後で入ったのじゃ。 「ほう……中々に整ってるのう。」 酒場みたいな場所もあるが皆が節度を持って飲んでるようじゃな。 「あ、はい。お義母さんはそういう事は厳しいんで……「ミナぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」はぶ!?」 突如レインスが蒼髪を腰まで伸ばした女性に抱きつかれ反対側まで吹っ飛んだのじゃ。
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