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憂鬱な毎日 特に目立つような性格でもない私には こんな日常は憂鬱でしか無かった。 刺激が欲しい。 部活動、趣味、スポーツ、絵画、勉強 そんなに夢中になれるものがあるのなら もし私を興奮させるような出来事が起きるなら 私は構わず巻き込まれたい。 たとえ、それが人が簡単に死ぬ様な事だとしても。 不謹慎だ。分かってる。知っている。 でもこんなに日々つまらない日常にはもう居られない 17年間私は何を目指してたのかわからない。 夢など無かった。夢中になれる物が無かったから 一度"歌を唄う事"には興味は引かれた 半年くらいは楽しんでやれてた。 でも限界はあった。 突然やる気も無くなりすぐに教室もやめた。 何事も中途半端な私を母さんは怒るけれど そんなの理解できない。 楽しく思えない物を無理に続ける理由が分からない。 私は本当に何を目指していたのか 分からなかった。 私の人生は...「無駄だった。」
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