第1話 八雲と明日菜!

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僕達は開いていた教室…と言うより、部室みたいな所に入り、座り込んでいた。 「神姫 明日菜…」 いきなり彼女が口を開いたのに戸惑い、僕は、ほうけていた。 「私の名前…神姫 明日菜って言うの…あなたは?」 彼女の名前… 神姫 明日菜か… 「な~ま~え~わ~!?」 彼女はいかにも不愉快と言わんばかりの声で僕を威嚇していた。 「う…海野 八雲…海の海と野原の野、それから、漢字の八に雲で八雲」 彼女はその時、海野!?と小声で言ってから、口を開かなかった。
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