第1話 八雲と明日菜!

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明日菜との出会いから、ちょうどひと月がたった今、僕は高校生として、学園に来ていた。 現在僕の友達…5人。 その5人は幼なじみである。 その5人以外…話しかけて来ない… 理由は簡単だ… 顔つき、目つき…が怖いからだ… 自分で言うのもなんだが…マジで怖い! 毎朝鏡に映る自分にビビってるくらいだ… 幼なじみの皆は僕の性格を知っているから、普通に接してくれる。 けど、初対面の人なんかには刺激が強いらしく、皆は僕の5メートルは近づかない… 明日菜も同じだ… いや、明日菜に対しては、僕の方から近づかないようにしている。 明日菜は… 凄く可愛い子だったのだ… まだ入学して間もないと言うのに、学園のアイドルみたいな存在だ。 学園一って、高内新聞に書いてあった。 そんな子が僕なんかと居ると…迷惑がかかる。 だから、僕は明日菜を見かけたら、顔を隠す。 けど… 同じクラスだから、毎日顔を合わす結果となっている。 向こうは気づいていないようだけど…
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