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明日菜との出会いから、ちょうどひと月がたった今、僕は高校生として、学園に来ていた。
現在僕の友達…5人。
その5人は幼なじみである。
その5人以外…話しかけて来ない…
理由は簡単だ…
顔つき、目つき…が怖いからだ…
自分で言うのもなんだが…マジで怖い!
毎朝鏡に映る自分にビビってるくらいだ…
幼なじみの皆は僕の性格を知っているから、普通に接してくれる。
けど、初対面の人なんかには刺激が強いらしく、皆は僕の5メートルは近づかない…
明日菜も同じだ…
いや、明日菜に対しては、僕の方から近づかないようにしている。
明日菜は…
凄く可愛い子だったのだ…
まだ入学して間もないと言うのに、学園のアイドルみたいな存在だ。
学園一って、高内新聞に書いてあった。
そんな子が僕なんかと居ると…迷惑がかかる。
だから、僕は明日菜を見かけたら、顔を隠す。
けど…
同じクラスだから、毎日顔を合わす結果となっている。
向こうは気づいていないようだけど…
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