第1話 八雲と明日菜!

1/8
前へ
/90ページ
次へ

第1話 八雲と明日菜!

僕の名前は海野八雲 父は海野空 母は海野仙菜 僕の海野家の長男で、妹が一人いる。 今、僕は15歳 今年の春に高校生になります! 父や母が通っていた白桜学園に僕は通う。 今から相当ワクワクして眠れない… まだ入学までひと月もあるのに、僕は白桜を見学しに行っていた。 現在深夜零時、誰も居るわけがない… だから僕は学園に忍び込み、見学を満喫していた。 「そこで何してるの?」 だから、真後ろから声が聞こえた時は、びっくりした。 「へっ…?」 これが僕が彼女に発した最初の言葉だ…なんて情けないんだろ… 「あなた誰?学園の関係者…じゃ無いわよね?」 「違うよ!今度ここに通う予定の新入生だよ!」 なんだ私と同じか…って彼女は口にした。 つまり来月、同級生になる子ってことだ。 雲が月を隠していて、彼女の顔がいまいちわからなかったが、声からするに…凄く可愛い子なんだろうな… そんな事を考えていると彼女は、少し話しでもしようか?と聞いてきたので、はい!っと勢いよく答えた。
/90ページ

最初のコメントを投稿しよう!

96人が本棚に入れています
本棚に追加