194人が本棚に入れています
本棚に追加
「まったく、朝から大変だなあ拓海はんよ」
「おう竜也。お前いたんか」
「さっき俺をチラッと見たよね!?」
ああ、そういえば。なんか春人達の後ろにコソコソといたな。
取り敢えず紹介しておく。こいつの名前は「三上竜也
みかみたつやと読む。
一応俺と同じ中学で、もちろん春人とも一緒だ。
俺ら三人はよくつるんでおり、高校は俺と春人で風下高校に入学しようとしていたがこいつもこそこそとついて来やがったってやつだ。」
「...いや、なにが? 何で急に俺の名を呼んだ? そしてなんで説明ったん??
...てかなんでや!! 俺ら3人で風下行こうって言ってたじゃん!? なに、俺だけ仲間外れパターンにしようとしてんのか? 読者に俺を所詮そんなやつだよとイメージつけるためか!? なあ! そうなんだろ!? そうなんだろ貴様!?!? てか誰に説明してんの!?」
「いやちょっと落ち着けって! お前こそ何言ってんだ?なんだよ読者って」
「ちょっとーー!!!話に乗ってやったんだからせめて拓海も乗って返してくれよー!!」
「今日もボケに異常なしと」
「うおい!話流して先に行くなっ!!」
とまあ、こんなやつ。
強いて言えば脇役にバカにされる脇役ってポジション。
脇役を極めたもんってやつやな。
最初のコメントを投稿しよう!