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男どものリーダー的存在のやつが声をかけてきた。
「やぁ、君が桜河 深闇…だね?」
「そうだけど?」
俺はそっけなく返す、
今のしゃべり方と服装でわかったけどこいつら純血思想のやつらだわ。
こいつの服装はいかにも貴族です的な装飾のついた金主体の服装だ。髪は金髪でオカッパだ。お坊っちゃんて感じするなぁ。
それにしても金ってちょっとどころかかなり引くわ、それにしてもこんなに早く純血思想に出くわすとは思っても見なかった。
全く、めんどくさいったりゃありゃしない。
「以外とそっけないね、まぁいいそんなことより君、僕らの側(純血思想)へ来なよ、君のとなりにいる、獣や悪魔たちじゃなくてさ」
今の言葉を聞いて風華は悲しそうにし、光は俯いて震えている、
差別が嫌いな俺と焔は静かに込み上げてくる怒りを抑えている。
「おい、貴族のやつ、今風華と光を獣や悪魔と言ったな?」
「言ったよ?事実じゃない「ふざけんなよ?」」
俺は貴族のやつがいいきる前に怒りと殺気を込めていい放った。
それに怒ったのか貴族のやつは、
「ふざけんな?それはこちらの台詞だよ!僕は天野 高貴(アマノ コウキ)、桜河 深闇君に…いや君たちに決闘を申し込む!」
「俺たち?テメェらなんざ俺1人で十分なんだよ!!」
「クッ今すぐに闘技場に来い!死合いだ!」
と叫んで天野は転移して行った。俺も後を追うが焔に有栖を呼んでくるように言ってから転移した。
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