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闘技場に着くと、天野はさっきまでのやたらキラキラした服装ではなく動きやすそうなラフな格好をしていた。
「では役者も揃ったしお望み通り僕たち全員の相手をしてもらおうか」
天野は余裕ぶって言っているが、はっきり言ってやつらでは俺の相手にならない、
それより俺はどうやって純血思想のやつらに差別をやめさせようか悩んでいた。
トラウマでも作ってやろうかなぁ?
「返事なしか……随分と余裕だね」
「ガタガタ言ってねぇでさっさとかかってこいよ」
「クッ言わせておけば!全員、かかれ!」
天野の合図で10人が一斉に攻撃魔法を放った、
俺はガードもなにもせずにまだ悩んでいた。
魔法が俺に当たる約5秒前、キタコレ!この方法なら確実にトラウマが作れる!
よし、善じゃないけど善は急げって言うしな。
俺は飛んできていた魔法を近い順に素手でどんどん潰していく。
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