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「最悪っ!!!」 ガタッと立ち上がって鞄をもって足早に教室を出た。 なんなの?なんなの?なにがイケメンよ、ドキッとすんなあたし。 教室を出るとき里菜と和馬がなにか言ってたけど足を止めることなく下駄箱に向かった。 ~♪ 携帯の着信音が鳴る。 ディスプレイには里菜と表示されている。 「もしもし、里菜?ごめんね、今あたし下駄箱にいるから」 『了解。待ってろ。待ってねーとキスするから』 ブツッ え?里菜じゃない。恵斗くん!?
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