月の光が墜ちる

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何もかも失い慟哭する三成は、目も当てられぬほど 常時、この世の全てに等しい不幸を、と願う己ではあるが 三成のその姿はどこか同情を誘った 心酔する主が居なくなってから、三成の頭の中は家康ばかりだ
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