月の光が墜ちる
2/13
読書設定
目次
前へ
/
28ページ
次へ
重い身体を起こすと、静かに眠りについている三成が、かすかに身を捩った 普段から眠りの浅い三成を起こさぬようにと、 するりと掛け布から抜け出すと、まだ夏の終わりだというのに ひやりと身を刺す外気に、刑部は思わず身を震わした …寒さがいつも以上に凍みるのは、感じることに気付ぬ内にまた病が進行したからか、 そんなことを考えれば、無意識に口元が皮肉げに弧を描いた。
/
28ページ
最初のコメントを投稿しよう!
21人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
24(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!