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結果から言おう…アメリカ全土の半壊、ロシア被害想定不可能世界に無数のクレーター…
彼はあえて軍隊、軍事施設などは攻撃しなかった…
なぜか?答えは簡単“彼”と言う人類の共通の敵を人類が協力し倒すのを彼は期待していたからである。
実際に、今現在国という国が同盟を結び共通の敵を倒さんと奮起している
紛争、戦争も消滅した。
全ては彼の思惑通りだ…
彼の次の目標は“魔界”
「先ずは情報集めだな…」
彼は目を瞑った…
暫くして目を開き納得したように言った
「ふむ、最近魔界では魔力の濃度が濃くなったようだ…だからこんなに魔物共が活発化しているのか…オマケに数も増えている…嫌、増えすぎている、やはり潰すしかないな…」
「んじゃまぁ軽い挨拶と行きますか… 重力-グラビティ-」
魔界の森の木々が音を立てて潰れていく…
騒ぎを聞きつけた魔族共が集まってくる
魔族は魔物より長生きして知能も高く強さも魔物とは比べものにならない…しかし今回は相手が悪かった…
「ほぅ魔族か……来いよ…」
彼は挑発する
「舐めるなぁぁ!!」
魔族が殴りかかってくる
彼はあえて攻撃を受ける
「どうした?そんなものか?」
魔族の頭を掴み潰す…
「弱すぎ汗、飽きた。」
そう言って殺気を放つ
周りの魔族は勿論その周辺の全ての生き物が彼の殺気に当てられその命を散らせていく…
暫く彼は魔界の淀んだ空を散歩していた。勿論、魔法と重力の雨を振らせながら
「お?あれが魔王城か?いかにもって感じだな」
それから遠くに魔王城らしき物を発見した
彼は迷った―
迷った挙げ句、こんだけ攻撃されてたら明日はきっと万全の体制で俺を迎え入れてくれるだろうと言う考えで落ち着いた
「…よし。今日はもう帰って寝よう」
世界が一つになるまで
―あと、2日―
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