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彼は乗り込む―
堂々と門番共を蹴散らしながら…さながら嵐のように目につく全ての生き物を蹂躙しながら歩いてゆく…
魔王の居る部屋までは思ったより近かった、
コンコン
「魔王…居るか?」
彼は扉をたたく…
魔王には、死に神のノックにしか聞こえない…
爆音と共に扉の破片が部屋に散らばる…
「ひぃっ」
「お前が魔王か…
死ね」
「アビャァァァァァァア!!」
魔王は絶命した、彼の手には魔王の心臓が握りつぶされていた…
「後は人間界と魔界を隔てるこの結界か…これを壊すのは少々骨が折れそうだな…力を貯めねばな…」
世界が一つになるまで
―あと、1日―
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