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いつもの通学路。
いつもの光景。
そして・・・いつも横にいるこいつ。
「ねぇねぇ、涼ちゃん。さっきから一人で何をぶつぶつ言ってたの?後半のほうなんて黙っちゃったし!」
「だから、悠には関係ないってば。」
すると、悠は口をとがらせた。
「そんな~。仲間はずれなんてひどいよ!!って、わ~!!!」
「・・・どうしたの?」
なんとなく想像はつくが・・・一応聞く。
「そっそこにカエルの死体があるよ~!!」
「はぁ~。あんたはね・・・。」
「う~。涼ちゃん、歩く位置交換しよ~。」
「別にいいけど・・・っていうか、私たちっていつまで一緒に通学すんの?」
よくよく考えてみると、私と悠は幼稚園からずっと一緒に通学していた。
しかし高校二年生にもなると、少し恥ずかしささえ感じる。
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