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リリス「よくぞ聞いたわね!
私達は…」
シエル「えぇ!?あれやるの!?」
ルリ「さっき零に対してやんなかったじゃない!!」
すず「あれは、恥ずかしいです…」
リリス「うるさい、やると言ったらやるのよ!!」
何やら、リリス以外の三人はテンションガタ落ちだ…
リリス「じゃあ、仕切り直して…
世界に愛を振り撒く、リリス!!」
ルリ「せ、世界に平和をもたらす、ルリ…(小声)」
シエル「世界を笑顔で満たす、シ…エル…(小声)」
すず「世界を幸せで包み込む、すず……(小声)」
リリス「四人揃って…」
リリスが何やらポーズを取って…
リリス「サラーム・ガールズ!!
ってあんたらもやりなさいよ!!」
迅「…」
零「…」
リリス「あんた達も黙ってんじゃないわよ!!」
零「…何処か良い精神科知らないか…?」
迅「…知らんな」
リリス「お、おかしくなんてないわよ!!」
*サラームとはアラビア語で平和という意味*
で
零「で、物騒な事件って何なんだよ?
そろそろ教えてくれてもいいだろ?」
リリス「…最近この辺で盗賊団が出没してるらしいの」
零「盗賊団?」
リリス「えぇ、金目の物を要求して断ったら簡単に命をも奪う…
かなりタチの悪い連中よ…」
迅「酷ぇ奴等だな」
ルリ「此処に並んでる殆どの人達が盗賊団関係の悩みでしょうね…」
零「何だ、じゃあその盗賊団を壊滅させればこの列も殆ど居なくなって
簡単に紅葉に会えるって事か」
リリス「簡単に行ったら苦労しないわよ
だから私達もこうして聞いて回ってるんじゃない」
零「…雪は何か知らないだろうか」
迅「そういえば全然戻って来ないな…」
零「船が無いんだろ?
きっと」
怜「あれ…?
その人達誰?」
零「…」
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