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紅葉「こんな所に奴等のアジトがあったのね」
盗賊達をつけてきてたどり着いたのは
人目につかない洞窟
リリス「…しっかり探せば見つかりそうな場所でもある気がするわね…」
零「行くぞ…と言いたいトコだが
見張りがいるな…」
迅「どうすんだ?」
ルリ「正面突破はキツそうよ?」
零「…此処も囮作戦で行くか…」
シエル「今度は誰が…?」
シエルの疑問に対し、迅を見る
迅「…は?」
で
迅「あの、すいません」
見張り盗賊1「ん?」
見張り盗賊2「何だ貴様は?」
迅「盗賊団のアジトって此処で良いのでしょうか?」
見張り盗賊1「…あからさまに怪しい奴だな」
迅「ひ…暴力は良くないです」
見張り盗賊2「待てや、コラ!!」
逃げる迅を追って、見張りが離れた
リリス「…あんな簡単に見張りって離れるものなの…」
怜「馬鹿で助かった」
ルリ「彼は大丈夫なの?」
零「大丈夫だ
それより早いとこ行こう」
そして、アジトの中へ…
零「やっぱり中も
盗賊がウロウロしてるな」
リリス「当たり前でしょ、アジトなんだから」
盗賊A「そこに居るのは誰だ!?」
リリス「あ…」
盗賊B「侵入者だ、
侵入者が入ったぞ」
その声で続々と盗賊達が集まってくる
零「…仕方ない、闘うか」
美月「え…?では、迅さんの囮は意味無いんじゃ…」
怜「侵入はできたから少しは役に立った」
すず「お喋りしてる暇は無さそうです」
集まった盗賊の数はおよそ30人程度
零「こんなに居たのか」
リリス「皆、いくわよ」
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