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「死のう…」
何もかもが絶望にしか思えなかった。
借金は将来私が返すのかな?
友達は出来ないのかな?
こんな私に彼氏なんて出来るのかな?
なにをしても楽しめない。
心の隅にはいっつもイジメの事、お金の事、将来の事。
私はなにが楽しくて生きてるんだろ。
この世に未練なんてなかった。
楽になりたい。ただその一心が私を突き動かして行く。
私は風呂場へ行き手に剃刀を当てて切った。
だんだん血の気が引いていくのが分かる。
意識が朦朧としてて瞼が重くなっていく。
抵抗はしない。
私が望んだ事だから。
ーーさようならーー
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