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映画も見終わって、遅めの昼はご飯を食べようと店を探し始めた。
「何か食いたいもんねえなー?」
「うーん、美味しそうなもの無いね。」
そういえば、ライトってMサイズでもでかいのにLサイズのポップコーン1人で食べてたな
「てか、正直腹減ってねえんだよ」
やっぱり。
「やっぱりポップコーン食べすぎなんだよー」
「腹減ってたからしゃあねえじゃん!」
あっそういえば僕のポップコーンまで食べてたし
そりゃお腹いっぱいになるか
うん。馬鹿だ。
「ライトって時々抜けてる所あるよね?」
「…。」
あれ?何で黙ってんの?
僕変な事言ったっけ?
重々しい空気の中ライトが話し始めた。
「俺さみんなに人気あるじゃん?」
え?いきなり自慢?
何ムカつくんだけど…。
「頭良くて人気あって、ムードメーカー的に思われてるじゃん。」
確かに…
僕も思ってた。
「正直疲れんだよね…。
抜けてる所ってお前にしか見せてないし
お前の前では素の俺でおれる
心から楽しいって思えるんだよ
だからさ…その…」
こんなライト初めてだ…
ライトなりに結構悩んでたんだね
「だから、何?」
「だからさ…その…」
あっイライラしてきた…。
「だからさ…その…」
「早く言え!気になる!」
あっ何かすごく驚いた顔してる。
「だから…親友になって欲しいんだ!」
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