心優
11/15
読書設定
目次
前へ
/
81ページ
次へ
真司の家でモノがなくなることは日常茶飯事だったので、飛車がなくなってからは、この石が飛車のかわりになっている。 真司の口から女の子の名前が出たことに少し嫉妬してうつむいていた私に、真司は『金』を見せた。 「この駒は俺だな。『金』は王様を守る駒だろ。それで、お前はこれ。」 真司が私に手渡した駒が『王』だったのを見て、恥ずかしくて結局うつむいた顔を上げることは出来なかった。
/
81ページ
最初のコメントを投稿しよう!
28人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
82(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!