第一章 Encounter

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チャイムの音でようやく立ち上がる気力が湧いた。 教室に戻って授業を受けなくては。僕はのろのろと腰を上げた。 見上げても、少女の姿はどこにもなかった。 ため息をひとつついて僕は屋上をあとにした。
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