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そこにいたのは、やっぱりヒョクで私の顔を見て安堵のため息を漏らす。
『ハヌル!どうしたの?電話にも出ないしメールも返ってこないから心配したんだよ。』
私の顔を覗き込みヒョクが、心配そうな顔をする。
『久しぶりに友達と飲んでて、連絡来てるの分からなかった。』
酔っている私は、やっと質問に答えるのも精一杯だったし、いきなり感情的になってしまう。
涙が止まらなくて、溢れ出した。
『ハヌル?どうしたの?』
ヒョクが私を抱きしめていた身体を離して私の顔を覗き込んだ。
それは紛れもなくヒョクで、余計に涙が零れる。
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