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次の日、ハヌルに会いに行くとハヌルの様子が少しおかしかった。
切なそうにする表情に気がつきながら…
そんなハヌルが愛おしくて、
俺は
「おいで。」
とハヌルをいつもの様に太ももに乗せる。
完全に自分の気持ちだけに酔いしれて、今日ヌナの婚約発表が報道されたことなんて頭になかった。
もう少し考えてれば、あの切なそうな表情の意味が分かっていたはずだった。
けれど、自分の中で勝手に解決した気になってハヌルがヌナを特定してるとは夢にも思わなかった。
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