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「うっ…んー、あと5分……………っ!!」
朝起きた時間、時計の針は9時を指す。
今日は平日。
高校生である俺は今頃1時間目の真っ最中のハズなのだが…
「やっべぇ!!遅刻だ!!!」
ガラガラガラガラ…
「なんだ川崎、遅刻なんて珍しいな…まぁ席に着きなさい」
「す、すみません」
高校生活二年目の俺は、この日始めた遅刻をしてしまった。
心の中で深いため息をつきながら、とりあえず俺は席に着いた。
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